通勤電車とメタボリックシンドローム
2008年4月16日、午前7時49分阪急塚口発各駅停車に乗り、三宮に向かう。座っていると、前のサラリーマンのベルトが見える。ベルトの内側の穴2つの所に凹んだ縦線がはっきりと見える。何年間かで2回ベルトの穴の位置が置換している。ベルトを買ったときから、ゆっくりと時間をかけて腹囲が5cm増加したと推理する。
名探偵コナンになった気分だ。2007年4月8日、鳥取県北
午前8時20分、阪急三宮駅から流れ出た人波にJR三宮からの流れが合流し、次いで阪神三宮から人の波が合流する。サンチカの通路いっぱいに10列になった人並みが、ひとつの方向に向かって進んでいく。
この街の住人はダークスーツを好む。同じような黒っぽい服装は、保護色となる。この街の住人は、時間に厳しい。ランチタイムは12時から45分間しかない。「1時30分まで昼食時間があればいいのに。終業時間を45分遅くしたらいい」と言ったら、みんなに軽く一蹴されてしまった。昼に30分間散歩する時間がなくなった。
高槻で働いていた頃、JR伊丹からJR
三宮からメタボリックシンドローム対策のため一駅歩こうと、JR神戸線
川への階段を降りると生田川のせせらぎが聞こえる。鳥のさえずりも聞こえる。一駅違うと趣も随分変わってくる。数畳ほどの小さな畑や花壇のある家も多く、畑にはネギが植えてある。
ぶらりぶらりと40分歩いて阪急春日野道駅に着いた。顔と体が少し汗ばんだ。春日野道駅は島式1面2線
歩くことはメタボリックシンドローム対策にいいことだ。楽しみながら歩くことが、長続きするコツである。