アラフォーとメタボリックシンドローム
2008年の流行語大賞は「アラフォー」と「グー!」となった。
「アラフォー」とはアラウンド40で、40歳前後の女性をいう。10代の終わりに男女雇用均等法が施行され、産休や育休の制度が普及し、この世代から女性が社会で活躍し始める。流行に敏感で新しいことや楽しいことが大好きで、おしゃれで気品がある女性たちである。天海祐希主演のTBSドラマで流行語となった。
2008年12月
人は誉められると嬉しくなるし、貶(けな)されると気が沈む。病院に設置してある投書箱の内容は、苦情がほとんどだ。それでなくてもモンスター・ペイシェントからのクレームに悩まされている。投書箱を設置すると、それに返事を出さなくてはならない。結構、時間がかかり病院勤務医の仕事量が増える。
大阪のある病院は「ほめほめ箱」を設置したところ、病院に活気が出てきて職員が明るくなったという。10年前には投書箱にもメリットがあったかもしれないが、病院が疲労困憊している現在はデメリットの方が大きい。職員のやる気にもつながる「ほめほめ箱」の方がいいだろう。
2008年12月20日、江坂での午前勤務後、
歩くことはメタボ対策とともに脳を活性化させ、考えが頭の中を巡る。
「世界同時経済危機から、日本でも自動車・電器・器械産業で派遣社員や正社員の削減が行われている。メタボリック教室第109段"地球破壊とメタボリックシンドロームの概念"に書いていたように、世界の人口が増加し、発展途上国の生活水準が上がれば資源の奪い合いとなる。
日本もいずれ、これまでのような繁栄を享受できない時代が来ることはわかっていたことだ。テレビでは数週間~数ヶ月先の短期的なことばかりで、数年~数十年先の長期的なことは語られない。女瀬川には自然が残っていた。人類は自然がなくなり、資源がなくなるまで人口増加や贅沢への欲望を放置する気なのだろうか」と。