梅の季節とメタボリックシンドローム
2009年2月2日、第43回大阪産業医学研究会がホテルグランヴィア大阪で開催された。
特別講演は筑波大学スポーツ医学の久野譜也准教授の「生活習慣病予防のための運動のエビデンス」だった。「メタボ対策には有酸素運動、食事とともに筋トレが重要だ。筋トレは筋肉量を増やし基礎代謝を上げ、寝たきりの原因となる骨折・転倒を防ぐ」と話された。
久野先生は厚生労働省の「健康づくりのための運動指針2006」を策定されている。「運動・身体活動は1日当たりではなく、1週当たり23エクササイズとなっている。平日歩いたり運動したりできない人は、土曜・日曜など休日にまとめてしてもよい」と言われた。
2月1日の日曜日、梅を観に
庭に入ると、江戸時代に京都御所から贈られた樹齢300年の「臥竜の老梅」があった。親木、子木は根の部分だけ残っており、孫木、ひ孫木が枝をのばしている。
書院前庭には白い梅が少し咲いており、水戸光圀が寄進した「石灯籠」があった。樹齢750年のハイビヤクシンが灯籠を囲んでいる。「テレビドラマの正義の味方"水戸黄門"には、頼もしい"助さん""格さん"がついている。いつもは黄門様に忠実な助さん格さんも、将軍から異なる命令が出たら将軍の指示に従う」と誰かが言われていた。
どんよりとした曇り空の下、ザーザーと木の鳴る音がする。竹藪の前を過ぎると、八十八の霊石があり、石の上に番号がついている。石の上を踏んで88カ所巡りをした。88番目の石には「高野山」と白いペンキで書いてあった。
高野山と関連の深い有名進学校が、私の故郷
大学は東京一極集中になっている。都会で生まれ育ち、地方で暮らしたことのない人には、地方のことがわかり難い。教育は必ずしも東京で行う必要はない。国の施策として東京の学校は制限して、地方の学校に補助金を重点的に出すとよい。そうやって地方に学校を分散させれば、地方の活性化にもなると思った。
北海道では冬、2型糖尿病が増加するという。梅の季節、外出して自然を楽しめば、心と体の健康づくりにもなる。