USC同窓会香港とハリウッド映画

2011年10月17日

    2011101315日、JWマリオットホテル香港で「南カリフォルニア大学(USC)同窓会香港」が開催された。 

1013日午前105分関西空港から、キャセイ航空CX503便41C席で香港空港に向かった。香港は4度目だ。香港島アドミラルティ(金鐘)にあるコンラッドホテル4116号室に宿泊した。コンラッドホテルはマリオットホテルと3階でつながっている。

 

午後7時マリオットホテルのレセプション会場に行くと、アメリカ人の会話でどよめいていた。カンパリソーダを飲みながら、アメリカ人の元気のよさに圧倒された。「同窓会は出席できる時には出席するように」という父の教えで香港まで来たが、留学から26年経ち英会話力の落ちている私は、場違いな所に来たと少し後悔した。

 

午後730分から、ディナーが始まった。10人掛けの丸いテーブルが40あり、自由席となっていた。右隣りに座った電話会社の友人は「400人のうちアメリカ人が4割、中国人が4割ぐらいか。日本人は10人ぐらいで、日本人が激減している。まるで米中会談のようだ」と言う。以前のUSC同窓会は、米日中がそれぞれ同数の100人ぐらいだった。

 

左隣りの席に白髪の初老の中国人が座られた。「娘がNHKワールドニュースの英語のアナウンサーをしており、時々、東京に会いに行っている。映画のプロデューサーをしており、日本の映画も三船敏郎の将軍を作った」と言われる。 徳永勝人デスバレー.jpg

 USC出身のルーカスやスピルバーグと一緒に映画を作ったことがあるか」と聞くと、「インディ・ジョーンズをスピルバーグと一緒に作った」と答えられた。インディ・ジョーンズは肥満研究でのアメリカ留学時代、ハリウッドの中国風建築のチャイニーズ・シアターに子供と観に行ったことがある。

チャイニーズ・シアター内には大きな柱があり、劇場の前には有名なハリウッドスターたちのサインや手形があった。写真は、その頃デスバレーに家族で行った時のものだ。あの頃は顎ひげをはやし、すっかりアメリカ人になり切っていた。

 

 伊勢海老のミソがたっぷり入ったスープが旨い。電話会社の友人は「あの人は映画界では有名な人だ」と言う。普段話せない人と、なにげなく会話できるのが、USC同窓会のすごい所だ。美味しい中華料理を食べ、中国映画界の重鎮と話ができただけでも、はるばる香港まで来た甲斐があったと思った。

徳永勝人 医師
(とくなが かつと)
医学博士


1968年
広島県立庄原格致高校卒業
1974年
大阪大学医学部卒業

内臓脂肪型肥満、
標準体重=身長X身長X22
を提唱する肥満の
第一人者として活動中。

1983年-1985年
南カリファルニア大学
研究員
大阪大学第2内科講師
市立伊丹病院内科部長
大阪大学臨床助教授
兵庫医大実習教授
を経て
高槻社会保険健康管理センター
センター長として勤務

日本肥満学会肥満症診断
基準検討委員会委員
日本糖尿病学会評議員
日本動脈硬化学会評議員

NHK「きょうの健康」での
講師を務める。
著書に
  「肥満Q&A
  「食事で防ぐ肥満症」
 
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