尾道の食・桜と青春時代の想い出
2012年4月8日、広島県福山市から国道2号線で尾道市に向かった。
午後0時10分、福山の友人お勧めのラーメン人気店「らあめん天」に行った。下駄の町・松永の住宅街にあり、行列ができていた。30分待って、煮玉子をトッピングした天ラーメンを食べた。細麺の醤油ラーメンで、厚切りのチャーシューが2枚入っていた。
さらに西に進み、尾道の有名コーヒー店「尾道浪漫珈琲」に行った。満席で15分待ち、自家焙煎のコーヒーを飲んだ。人気の自家製ワッフルが焼き立てで美味しい。2号線沿いには所どころ桜の花が咲き、神社では大勢の人が青いシートを敷いて、花見をしていた。
尾道に来ると青春時代を想い出す。1966年3月26日、庄原格致高校1年D組の日帰りクラス旅行で尾道に行った。午前7時30分庄原を出発、バスの少し後ろ左窓際の席で、リクエストのあった「君を夢みて」を唄った(メタボ教室第74段:夕陽)。午前10時30分尾道に着き、西國寺・浄土時を見学、午後0時、ロープウェイで桜の名所"千光寺"に行った。広場で昼食をとり、ゲームやフォークダンスをした。写真前列右から2人目が担任の伊達先生で、4列目右が私だ。
庄原小学校の修学旅行は、尾道・宮島2泊3日の広島県内一周だった。1962年4月24日、備後庄原駅から芸備線・福塩線・山陽本線で尾道に行った。尾道では千光寺公園と向島の造船所を、広島では原爆資料館と中国新聞社を見学した。
庄原小学校6年A組のクラスメートと、1966年春休みの4月、芸備線に乗って担任だった佐々木先生の実家を訪ねた。教え子との4年ぶりの再開に、佐々木先生はとても喜んでおられた。1泊させてもらい、先生のお母さんが作られた夕食と朝食をいただいた。写真中央が佐々木先生、その隣がお母さんで、最後列右から2人目が私だ。
青春時代の過去の記憶は、失っていたワクワク感・トキメキ感を蘇らせてくれる。高齢者にとって、青春時代の想い出は、将来への不安・悩みを解消させてくれる特効薬なのかもしれない。