おしい!広島県の特産品
2012年5月20日、大阪市港区にあるホテル大阪ベイタワーで、近畿広島県人会があり、300名が出席した。近畿広島県人会は1883年に設立され、来年、創立130年になる。
午前11時30分からの開会前、広島県観光大使"有吉弘行"による「おしい!広島県THE MOVIE」が流れた。広島県は特産品が豊富なのに、全国にあまり知られていない。お好み焼き・レモン・広島カキ・三原たこ・もみじ饅頭など、おいしい!特産品が紹介されていた。
広島県副知事、広島副市長、廿日市市長の挨拶の後、賀茂鶴(東広島市)・千福(呉市)・酔心(三原市)の樽酒鏡割りがあった。
今年のアトラクションは、本格的演歌歌手"水木ケイ"による歌謡ショーだった。水木ケイはBS「日本のうた」で吉幾三・五木ひろしらと共演し、お父さんは広陵高校出身で甲子園に2度出場されている。
庄原市副市長と名刺交換をした。名刺の裏には、庄原格致高校出身の瀬尾公治氏が描いた週刊少年マガジン連載中の「君のいる町」のイラストがあった。
10人づつの30テーブルで、私は2番テーブルだった。同じテーブルのSさんは、EU主要国の大使を経験されていて、ヨーロッパ情勢に詳しい。マスコミがギリシャ危機を報道する1年以上前から、「日本の財政は、すぐに破綻することはない。日本より先に、ギリシャ・イタリア・スペイン・ポルトガルが破綻する」と予測されていた。
私と同じ近畿広島県人会の相談役をされているテレビ局の幹部の人は、三次市東部ののどかな田園地帯出身だった。朝の連ドラ「カーネーション」の製作で、今年、岸和田市長から感謝状をもらわれている。今年秋からの連ドラは「愛と純」で、脚本は「家政婦のミタ」で有名になった広島修道高校・広島大学卒の遊川和彦氏だ。
市町村からのお土産の抽選会があった。景品はネーブルマーマレード(江田島市)、はっさくゼリー(尾道)、三次ワインマスカットベリー、フリーズドライ味噌汁(府中市)、乳団子・ヒバゴンの卵・竹屋饅頭・高野りんごジュース・田総羊羹(庄原市)、熊野化粧筆、みかんはちみつ(大崎上島)などで、私は世羅ワインが当たった。
WHOは1999年、健康の定義を「健康は単に病気がないことではなく、身体・精神・スピリット(魂)・社会的に良好で、ダイナミックな(力強く生き生きした)状態」と提案している。
高齢になると高揚感が失われ、家に閉じこもりがちになる。同じ里山の風景を眺めて育った人たちと交流すると、ほとばしる気力を取り戻し、人生を成長しつづけるものにすることができるかもしれない。