USC同窓会ソウルとシュワルツェネッガー
2013年5月23~25日、韓国のグランドハイアットソウルで「USC(南カリフォルニア大学)同窓会ソウル」が開催された。
5月23日午後0時10分、関空からKE724便47A 席でインチョン空港に向かった。ソウルに来るのは、4度目になる。グランドハイアット908号室に宿泊した。ホテルは緑に囲まれた高台にあり、正面に漢江が見える。見下ろすとホテルの庭で、ドラマの撮影をしていた。
午後6時30分、ウェルカム・レセプションがあった。白ワインを飲みながら、隣に立っている人と名刺交換した。韓国の映画会社CEO(写真 表示右)で、「"墨攻"や"決闘の大地で"など制作した。ジェームズ・キャメロン監督やシュワルツェネッガーとも"ターミネーター2"で一緒に仕事をした。明日の午前話をするので、聞きに来て下さい」と言われた。
午後7時30分、ウェルカム・ディナーは太鼓と鐘、B-Boysのブレイクダンスで華やかに始まった。500名が参加、50の丸いテーブルに10人ずつ着席した。アジアに駐在しているUSC出身アメリカ人が200人、USC留学の韓国人が200人、日本人は10人ぐらいか。
ヨンフン・カン韓国元首相への表彰式があった。カン元首相は、韓国で最も有名なUSC出身者で、任期中に韓国を独裁軍事政権から現代民主国家に変革されている。日本で最も有名なUSC出身者は、安倍晋三首相だ。
伊勢海老の濃厚なスープが旨い。左隣はシンガポールの男性、その隣は台湾の女性2人で、右隣は法律を教えているインド人だった。「インドでは肥満が増えている。甘いものが好きで、甘いものをたくさん飲み食いするからだろう。肥満予防にバドミントンをしている。インドでは、日本の会社の信頼が厚い」と言われた。
5月24日午前8時45分、ハリウッドスターのアーノルド・シュワルツェネッガーが登場すると、500人で満席となった会場から、盛大な拍手が起こった。写真 表示中央シュワルツェネッガーの左はニキアスUSC理事長、右はエリザベス・ギャレットUSC学長だ。ギャレット女史は、体は細いがエネルギッシュな方で、2009年オバマ政権では財務次官補をされていた。
午前9時30分、シュワルツェネッガーUSC政治学部客員教授による基調講演があった。カリフォルニア州知事時代は、道路・橋・水などインフラの再構築、再生エネルギーの開発、放課後プログラムなどの教育、医療制度改革等に取り組まれていた。スピーチが上手で、ユーモアたっぷりに話され、何度も爆笑が起こった。
シュワルツェネッガー元州知事は、肥満についても触れられ「カリフォルニアでは50%の人が肥満になっている。ビーフの食べ過ぎやウイスキーの飲み過ぎに注意し、エクササイズをするといい」と述べられた。