近畿広島県人会と「三原やっさ踊り」
2014年3月16日、大阪市港区にあるホテル大阪ベイタワーで「近畿広島県人会:ふる里ふれあいまつり」が開催され、312人が出席した。
午前11時30分、広島県中下善昭副知事、松井一實広島市長、大竹美喜東京広島県人会会長による来賓祝辞があった。大竹氏はアフラック創業者で、庄原市出身だ。東京広島県人会は1200人の出席で、近畿広島県人会の4倍になっている。昔は、近畿広島県人会の方が多かった。近畿の地盤沈下は大きい。
大竹氏は、「人造りは国造り、教育の仕組みを考えなくてはならない。これから益々、医療が重要になってくる。広島・岡山・山口などで瀬戸内会議を開き、瀬戸内海に医療特区を作り、先端医療を行うとよい。広島県人会も日本だけでなく、ハワイ・北米・ブラジルの広島県人会ともグローバルに連携して、生まれ育ててくれた広島県に恩を返そう」と挨拶された。
懇親会は32テーブルあり、左隣りの人と名刺交換すると、Y新聞OBの方だった。私が庄原市出身で医師だと話すと、「庄原には山口信夫旭化成会長や、日本触媒創業者の八谷泰造など偉い人が多い。私と同じ修道高校で仲の良かった宮田學(旧姓田部)君も庄原出身だ。田部牧場の息子さんで、いつも庄原のことを話していた。京都大学医学部に行き、今は亜鉛学会をしている。修道高校の先輩・亀井静香衆議院議員も庄原だ」と言われた。
亀井静香議員一家は、父
表示が亡くなるまで庄原の実家・徳永歯科医院に、歯の治療に来られていた。亀井議員がテレビに出演されると、父が治療した歯がどうなっているか、つい口の中に目がいってしまう。
Y新聞OBとは、教育・外交・医療問題やA新聞などについても話をした。A新聞には、2007年5月30日「メタボリックシンドロームにならないために~気を配りたい食事と運動
表示」の特集記事を出したことがある。
木山耕三庄原市長夫妻も来られていた。挨拶に行くと、「庄原市の観光大使をして下さい」と言われ、「庄原スゴッ!ろく
表示」とバッジを渡された。
アトラクションは、三原市の郷土芸能「三原やっさ踊り
表示」だった。やっさ踊りは1567年、毛利元就の三男・小早川隆景が三原に築城した際、完成を祝って踊ったのが始まりとされている。やっさ祭りは、山陽路で最大の夏祭りで、1970年の大阪万博では「日本の祭り」に選ばれている。
全員で、やっさ踊りを踊った。両手を肩より上に挙げて踊りながら歩いて行くのは、阿波踊りに似ている。45度につま先を上げて踵をつくところは太極拳、同じ方向に両手を向け前に出た手の先を見るところは八段錦に似ている。
「三原やっさ踊り」は阿波踊りに比べ、重心を低くしない分だけ膝・腰に負担がかからない。市立伊丹病院の肥満・糖尿病教室では、阿波踊りをしていたが、メタボ対策に「やっさ踊り」を取り入れるのもいい。