万博公園の桜とバーベキュー
2014年3月29日、大阪万博公園のバーベキューコーナーで「USC(南カリフォルニア大学)同窓会大阪」があり9名が参加した。
午前10時20分自宅を出発。食材は各自持ち込みで、阪急伊丹駅近くの「肉の小川屋」で黒毛和牛ローストビーフを買い、万博公園に向かった。
午前11時20分、日本庭園前駐車場から、万博記念公園に入った。カンカン照りで、「太陽の塔」の左上に輝く太陽がまぶしい。太陽の塔
表示は、44年経った今も色あせていない。大阪万博の時は、父母
表示などと9回行った。
「下の広場」では、親子連れがドッジボールやバトミントンをしていた。東大路の桜は8分咲きになっている。通りに面して、たこ焼き・かき氷・おでんなどの出店が立ち並ぶ。少し歩くと「桜まつり大陶器市」をやっていた。
バーベキューをするのは市立伊丹病院時代、6階東病棟と昆陽池公園で夜桜をした時以来だ。阪大病院時代は、研究室の若手医師家族らと、自宅のベランダでバーベキューパーティーを開いていた。
「夢の池」に面して、バーベキューコーナーがあった。コンロ付の細長いテーブル(10人がけ)が25あり、若いグループや家族連れで満席となっている。USCのロゴ入りTシャツやジャンバーを着た一団が、一番奥のテーブルにいた。外資系銀行・半導体メーカー・電話会社といろいろな職種の人がいる。
肉と野菜のバーベキュー(アメリカ料理)、ガーリックオリーブオイルに海老やマッシュルームを煮込んだアヒージョ(スペイン料理)、一日かけて作ったという手作りのナンにカレー(インド料理)、海老やうずら玉子を入れたチーズフォンデュ(スイス料理)、デザートはフレンチトースト(フランス料理)、とUSCのテーブルはインターナショナルだ。
話題も「先々月、新藤総務大臣とフィリピンに行き、地デジ日本方式導入の調印式を行ってきた」「これからはアジアの時代だ。10年先からは、アフリカの時代がやってくる」など、国際的なものが多い。
シリコンバレーにあるサンノゼに長く暮らしていた友人は、「アメリカでは肥満が急速に増えている。飛行機に乗った時、両サイドが高度肥満者だと、肘を置く場所がなくなる。ハンバーガーもピザも、日本の2倍のボリュームがある。半分にするといいが、量を減らすと、店に客が来なくなる」と言う。
サンノゼでは、ウィンチェスター・ミステリー・ハウス
表示に行った。サンタモニカ
表示、ポールゲッティ・ミュージアム
表示、パサディナ
表示、メキシコのティファナ
表示など、懐かしい名前が次々と出てきた。
USCの友人は「美味しいものを食べ、美味しい酒を飲み、楽しい会話をする。これが一番だ」と言う。来年も、桜を見ることができるのだろうか。齢を重ねるごとに、桜を見ておこうという気持ちになっていく。