万博公園の桜とバーベキュー

2014年4月 1日

    2014329日、大阪万博公園のバーベキューコーナーで「USC(南カリフォルニア大学)同窓会大阪」があり9名が参加した。

午前1020分自宅を出発。食材は各自持ち込みで、阪急伊丹駅近くの「肉の小川屋」で黒毛和牛ローストビーフを買い、万博公園に向かった。

 

午前1120分、日本庭園前駐車場から、万博記念公園に入った。カンカン照りで、「太陽の塔」の左上に輝く太陽がまぶしい。太陽の塔 表示は、44年経った今も色あせていない。大阪万博の時は、父母 表示などと9回行った。

 

「下の広場」では、親子連れがドッジボールやバトミントンをしていた。東大路の桜は8分咲きになっている。通りに面して、たこ焼き・かき氷・おでんなどの出店が立ち並ぶ。少し歩くと「桜まつり大陶器市」をやっていた。

バーベキューをするのは市立伊丹病院時代、6階東病棟と昆陽池公園で夜桜をした時以来だ。阪大病院時代は、研究室の若手医師家族らと、自宅のベランダでバーベキューパーティーを開いていた。

 

「夢の池」に面して、バーベキューコーナーがあった。コンロ付の細長いテーブル(10人がけ)が25あり、若いグループや家族連れで満席となっている。USCのロゴ入りTシャツやジャンバーを着た一団が、一番奥のテーブルにいた。外資系銀行・半導体メーカー・電話会社といろいろな職種の人がいる。

 

肉と野菜のバーベキュー(アメリカ料理)、ガーリックオリーブオイルに海老やマッシュルームを煮込んだアヒージョ(スペイン料理)、一日かけて作ったという手作りのナンにカレー(インド料理)、海老やうずら玉子を入れたチーズフォンデュ(スイス料理)、デザートはフレンチトースト(フランス料理)、とUSCのテーブルはインターナショナルだ。

 

話題も「先々月、新藤総務大臣とフィリピンに行き、地デジ日本方式導入の調印式を行ってきた」「これからはアジアの時代だ。10年先からは、アフリカの時代がやってくる」など、国際的なものが多い。

シリコンバレーにあるサンノゼに長く暮らしていた友人は、「アメリカでは肥満が急速に増えている。飛行機に乗った時、両サイドが高度肥満者だと、肘を置く場所がなくなる。ハンバーガーもピザも、日本の2倍のボリュームがある。半分にするといいが、量を減らすと、店に客が来なくなる」と言う。

サンノゼでは、ウィンチェスター・ミステリー・ハウス 表示に行った。サンタモニカ 表示、ポールゲッティ・ミュージアム 表示、パサディナ 表示、メキシコのティファナ 表示など、懐かしい名前が次々と出てきた。

 

USCの友人は「美味しいものを食べ、美味しい酒を飲み、楽しい会話をする。これが一番だ」と言う。来年も、桜を見ることができるのだろうか。齢を重ねるごとに、桜を見ておこうという気持ちになっていく。

徳永勝人 医師
(とくなが かつと)
医学博士


1968年
広島県立庄原格致高校卒業
1974年
大阪大学医学部卒業

内臓脂肪型肥満、
標準体重=身長X身長X22
を提唱する肥満の
第一人者として活動中。

1983年-1985年
南カリファルニア大学
研究員
大阪大学第2内科講師
市立伊丹病院内科部長
大阪大学臨床助教授
兵庫医大実習教授
を経て
高槻社会保険健康管理センター
センター長として勤務

日本肥満学会肥満症診断
基準検討委員会委員
日本糖尿病学会評議員
日本動脈硬化学会評議員

NHK「きょうの健康」での
講師を務める。
著書に
  「肥満Q&A
  「食事で防ぐ肥満症」
 
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