庄原格致高校同期会と「健康長寿で楽しい人生」
2014年5月3日、広島県庄原市にある"かんぽの郷庄原"で「庄原格致高校昭和43年卒同窓会」があり、84名が参加した。
5月2日午前10時30分自宅を出発、新緑の中国縦貫道を通り庄原に帰省した。午後4時、幹事と打ち合わせを行い、午後6時から庄原市役所前にある居酒屋「ぼちぼち」へ6人で行った。
今回の幹事は、1年D組
表示のクラスメート3人が中心になってやっている。幹事は「1年D組で一緒だったH君が私の講演を楽しみにしていたが、1月に体調を崩して出席できなくなり残念がっていた」と言う。高校時代、H君が作詞、私が作曲で、「君を夢見て」や「悲しき星空
表示」など4曲作った。高校1年は、私の青春のど真ん中だった。
5月3日午前10時30分、会場に同級生が集まってきた。
午前11時50分から、記念講演「健康長寿で楽しい人生」を行った。癌の話、メタボの話、認知症を防ぐ生活、生きがい、老後を楽しく生きるために、同郷意識・同窓会の6つのテーマで話をした。
「認知症を防ぐには、多くの人・事・物に接し、積極的に情報を取り入れ、創造的な生活をする。少しでも脳の血流をよくするため、歩行を中心に定期的な運動・スポーツを行ない、指先を動かす。新聞や本を読む。糖尿病や脳卒中にならないようにするとよい。
高齢になっても生きがいを持ち、農作業・家事・孫の世話・地域活動などするとよい。前向きな心で人生をenjoyしよう」と話した。
午後0時30分、物故者黙祷があった。同級生323名のうち、27名が亡くなり、12名が行方不明となっている。出席者84名のうち、33名が庄原市内、38名が広島県内、13名が広島県外だった。東京・神奈川・京都・大阪からだと2泊3日が必要になるので、県外の出席率は1割と低い。5年毎に同期同窓会を開いているが、毎回出席者が増えてきている。退職し、時間の余裕ができたためだろう。
懇親会で、A組からF組まで全員が自己紹介をした。半数近くが退職し、農業・家庭菜園・魚釣り・ドライブ・山歩き・ゴルフ・合唱団・孫の世話・ボランティアなどして、元気に老後を楽しんでいた。「参加したかっただろうに」と4年前に亡くなったクラスメートの遺影を持ってきている同級生もいた。
体調不良、親の介護など家庭の事情、田植えシーズンで来られない人も多かった。高校時代、同級生のほとんどが農家だった。
午後4時から、庄原グランドホテルで2次会があり、3次会、4次会が終わったのは午後9時40分になっていた。
高校同期同窓会は、楽しかった頃の青春時代を、はっきりと想い出させてくれる。健康・家庭など同じような悩みを持ち、気軽に話ができる。積極的に参加し、同級生からエネルギーを得るとよい。