大阪泉佐野りんくうアウトレットと「日本の安全保障」
2016年2月7日、大阪府泉佐野市にある「りんくうプレミアム・アウトレット」に行った。
午前11時15分、自宅を出発。阪神高速湾岸線を通り、1時間で"りんくうアウトレット"に着いた。対岸の関空へは、シャトルバスが出ており、春節で中国人観光客も多い。館内放送は、日本語・英語・中国語で流れていた。トイレはウォシュレットで、使い方が日本語・英語・中国語で詳細に書かれていた。
210店舗あるショップ
表示の商品には"Made in Japan 日本制造"の文字が並ぶ。日本製は、信頼されている。2階の食堂街は、どの店も6~10人行列になっていた。テレビで「中国人が好きな惣菜の1位は天ぷら、2位 コロッケ、3位 焼鳥」と伝えていたので、和食・天ぷら「まめ寅」に行き、"特天ぷら定食
表示"を食べた。
帰宅すると、ニュースで「北朝鮮が、今朝午前9時30分、ミサイルを発射し、1万2000~3000kmの距離まで届いた。核弾頭を小さくし、大気圏突入の技術もできれば、米国のワシントンやニューヨークを核攻撃することができる」と放送していた。
2013年5月、USC同窓会ソウル(写真
表示:左から5人目ニキアスUSC理事長、左から4人目シュワルツェネッガー)のシンポジウムで、USC(南カリフォルニア大学)教授は東アジア情勢について、スライドを使って説明された。北朝鮮を中心とした地図に、同心円を描き「北朝鮮はミサイルを使って、三沢・東京・沖縄・上海・北京を攻撃することが可能になった」と話された。
中国の北京も、日本の東京と同じように、北朝鮮の核の標的になっているかもしれないことは、意外だった。
USC同窓会ソウルでは、日中関係の話題も多かった。「オバマ大統領は軍事費を16%削減し、東アジアの軍隊も縮小する。日本と韓国は、自分の身は自分で守らないといけなくなった」「中国は急速に軍事力をつけている。増強する中国の軍事力に対し、米日韓は協力する必要がある」
「今、中国と日本が戦争すれば、3日で日本が勝つ。兵器にそれほど違いはないが、ソフト面で日本が断然進んでいる。しかし、中国は軍事力を急速に増強しており、4年後、中国の軍事力は日本を抜く」と分析されていた。
私は、"2017年春に、中国の軍事力が日本の防衛力を上まわる。日本は戦後70年間、平和を保ってきた。これは、東アジアで強大な防衛力を持つ日本が、憲法9条によって暴発しなかったためだろう。もうすぐ、東アジアの軍事バランスが変化する。他国が暴発した時、日本一国で守れなくなる。隣国と仲よくしつつ、防衛も考えなくてはならない。日本の安全保障は、難しい舵取りを迫られている"と推察した。
大阪泉佐野りんくうアウトレットには外国人が多かった。青空
表示が広がるのどかな風景だ。陽射しを浴びると、骨粗鬆症の予防になる。 "人と人とがつながるように、国と国とがつながるといいのに"と思った。