庄原お盆帰省と金藤理絵リオ五輪平泳ぎ金メダル
2016年8月14~15日、広島県庄原市にお盆帰省した。
8月14日午前10時、伊丹を出発。中国縦貫道を通り、午後2時30分、広島県庄原市に着いた。庄原市役所には「祝 リオデジャネイロ 二百メートル平泳ぎ 日本代表 庄原市山内町出身 金藤理絵選手 金メダル おめでとう
表示」と垂れ幕があった。8月12日のリオ五輪で、金メダルを獲得した金藤理絵選手は1988年生まれで、庄原中学校の39年後輩になる。
お寺に行き、先祖のお墓参りをした。36℃と暑く、陽射しで背中が焼けるようだ。徳永家由来の子安地蔵があるという宝蔵寺に行った。宝蔵寺は、広島県指定の重要文化財で、パク・シニャン主演の韓国ドラマ「サイン」のロケ地となっている。宝蔵寺に向かって右の坂道
表示を上がると、エプロンをかけた子安地蔵
表示があった。2人の孫の無事成長を願った。
午後4時30分、ショッピングセンター"ジョイフル"で高校のクラスメートと会い、話をした。「昨年、都会から庄原にUターンし、2階建の家を新築した。雪落としが必要ないよう雪が溶ける構造の屋根にし、車は雪道でも走れるようジープにした」と言う。
庄原市は、西日本最大の面積を有し、広島県のシベリアと呼ばれるくらい厳寒の地だ。小学校の頃は、自宅前の雪で"かまくら
表示"を作り、庄原格致高校では雪が積もった校庭でスキーの授業があった。テレビで「金藤理絵選手は高校卒業まで9年間、屋外のプールで水泳の練習した」と伝えていた。冬は寒く、プールで満足に練習できなかっただろう。
庄原の街で見かける人は、都会の人に比べ若く、元気でエネルギーがあるように見える。金藤理絵選手は、太陽と土と緑の大自然の中で育ち、エネルギーを得たのだろう。
8月15日、お寺さんが家に来られた後、庄原グランドホテルで日替わり弁当
表示を食べた。ホテルには、中国新聞の「金藤 悲願の金
表示」の号外が貼り出してあった。
庄原市役所で「金藤理絵写真展」が開かれていると聞き、市役所に行った。市役所には、庄原市名誉市民4人の写真
表示が飾ってあり、左端は永山忠則自治大臣、右端は山口信夫日本商工会議所会頭(旭化成会長、日本経団連常務理事、Y新聞監査役、Nテレビ取締役)だった。この2人について、2016年6月の高校クラス会で話題になった。
「山口信夫が亡くなって、石原慎太郎の元気がなくなった」と言う。山口信夫会頭は東京都知事選の選挙参謀をされていた。庄原市の人が、石原慎太郎東京都知事の元気の素、エネルギーの源だったことは初耳だった。
「田中角栄が"日本の皆保険制度はいずれ崩壊する"と永山忠則に言った。永山忠則の秘書をしていた大竹美喜氏(庄原市出身)が1974年アフラックを創業し、がん保険を始めた」と言う。田中角栄総理大臣が皆保険制度の崩壊を予言していたことは初耳だった。高額医薬品の保険適応などで、皆保険制度の崩壊は近いとささやかれている。
広島県庄原市へお盆帰省をした。リオ五輪平泳ぎで金メダルを獲得した金藤理絵選手に、庄原市市民栄誉賞が贈られることが決定している。金藤選手の快挙は、庄原の大自然の中で育ったお蔭かもしれない。