USC同窓会大阪と野球観戦・教育立国アメリカ
2016年8月10日、大阪ドーム内にあるレストラン"スターダイナー
表示"で、「USC(南カリフォルニア大学)同窓会大阪」があり、10名が参加した。USC同窓会大阪に参加するのは3度目だ。
午後5時35分、大阪ドーム(京セラドーム)2階右翼席側にあるスターダイナーに着いた。ビュッフェ&ソフトドリンク飲み放題(アルコールは別)で、窓際の4人掛けテーブルに座って話をした。ビュッフェには、枝豆・サラダ・チキン料理・貝料理・鶏唐揚げ・カレーライス・パスタ2種・チャーハン2種・餃子・フライドポテト・コーンなどがある。
午後6時、オリックス対ソフトバンクの試合
表示が始まった。オリックスの選手の名前が呼ばれ、1人ずつ守備位置について行く
表示。オリックスの前身は、阪急ブレーブスで、西宮球場を本拠地としていた。大学時代、西宮北口に住んでいたので、歩いて西宮球場に野球をよく観に行っていた。
最初に阪急の試合を観たのは1968年10月5日の東映フライヤーズ(現日ハム)戦で、長池・大熊選手の活躍で、張本・白選手のいる東映に4対1で勝った。外野席は30円だった。2度目は、1968年10月16日の日本シリーズで、長嶋・王選手のいる巨人に4対9で負けた。内野上層A指定席は1500円だった。
大阪ドームの"野球観戦及びビュッフェによる食事代込みで4400円"は安い。阪急の盗塁王・福本豊選手とは、1995年10月18日朝日放送「おはよう朝日です」に一緒に生出演し、司会の宮根誠司に"内臓脂肪型肥満の解説"を10分間したことがある。
野球観戦しながら、USC同窓会大阪の会長(元製薬会社常務取締役)と話をした。私と同じ1980年代にUSCへ留学されている会長は「部下の30人をUSCなどに留学させ、MBA(経営学修士)を取得させた。30人のうち、1人として会社を辞めた者はおらず、海外事業推進に貢献している。留学すると、各国に人脈ができる」と言われる。
私が「昨年10月、ニキアスUSC理事長は"毎年4300名の中国人が留学してきている"と言われていた(メタボ教室第576段「USC同窓会上海」)。留学は平均何年か?」聞くと、会長は「2年だ。今、日本人の留学は少なくなり、米国留学の30%は中国人になっている。米国にはMBAを取得できる大学が700校ある」と答えられた。
中国からのUSC留学生は、4300人×2年間=8600人が在籍していることになる。授業料は1人4万ドル(408万円)以上なので、USCの中国人留学生の授業料だけで408万円×8600人=351億円以上の収入になる。米国の授業料は、公立大学でも同じように高い。中国からの留学生だけで、何兆円もの授業料が米国に入ってきている。
試合は7回裏、ラッキーセブンの黄色い風船
表示が飛ばされた後、代打・小島の適時打でオリックスは3対2と勝ち越し、勝利した。9時1分試合が終了し、ヒーローインタビュー
表示が行われた。
アメリカの大学は多数の留学生を受け入れ、授業料も高く、教育ビジネスが成り立っている。帰国した留学生と米国との間には、親密な関係が築かれる。日本も、多くの留学生を受け入れ、教育立国にするとよい。