赤目四十八滝と赤ヘル軍団「広島カープ優勝」・教育
2016年9月10日、三重県名張市にある「赤目四十八滝」へ森林浴に行った。
午前10時、自宅を出発。西名阪を通り、午後1時5分赤目に着いた。33℃の大阪と違い、25℃と涼しい。赤目ビジターセンターでは、子供たちが忍者姿になり、忍者修業体験をしている。
日本サンショウウオセンター
表示から入山した。渓谷の両側の山肌は、苔むしており、清流にある大きな岩一面に苔
表示がついている。緑に囲まれた渓谷沿いの道
表示を、上流に向かって歩くと、行者滝、霊蛇滝、不動滝
表示とつづいた。
午後7時45分帰宅し、NHKテレビで広島対巨人戦を観た。鈴木が2ランホームランを打ち、5対2となった。今日、広島が勝つと、25年ぶりのリーグ優勝となる。6対4で勝利し、緒方監督、黒田選手、新井選手が胴上げされている姿に、自然と涙が出てきて止まらなくなった。
小学校の頃、広島市民球場
表示に時々試合を見に行った。父と観戦した国鉄スワローズ戦で、古葉選手がさよならホームランを打った試合は、今でも記憶に残っている。
庄原格致高校には、広島カープの熱烈なファンが多い。2016年8月14日、お盆帰省した時(メタボ教室第611段「金藤理絵金メダル」)、高校のクラスメートは「赤ヘルグッズを買い、よくマツダスタジアムへ広島カープの応援に行っている」と言っていた。トランペットで応援していたのも、高校のブラスバンド部OBだ。
何年か前、赤ヘル軍団と命名したスポーツ新聞記者と、食事をしながら話をしたことがある。記者は「昭和50年(1975年)、広島カープがリーグ初優勝した年の春、宮崎キャンプを見に行った。山本浩二や衣笠ら赤い帽子をかぶった選手が、縦横無尽にグランドを走り回っていた。その姿を見て、新聞の見出しに大きく"赤ヘル軍団"の名を載せた」と言われた。
球団創立25年で初優勝した1975年10月15日は、私が住んでいた西宮北口にある居酒屋「安芸」で、店の人や客で樽酒を割り祝った。広島カープが近鉄バファローズに勝って日本一になった1979年11月4日は、大阪球場に行って小雨の中観戦し、江夏の21球と古葉監督の胴上げを観た。
広島カープの元コーチに「広島カープは、巨人や阪神に引き抜かれるようないい選手を、どうやって育てているのか?」聞いたことがある。元コーチは「貧乏球団の広島カープは、無名でも足が速く、どこか秀でた所がある選手をスカウトした。右中間にいい打球を飛ばす選手がいると、どんな球が来ても右中間にヒットが打てるよう、その選手に合った指導を徹底的に行い、自信をつけさせた。それぞれの個人に合った指導・練習をしている。
巨人はお金があるので、有名で素質のある選手を入団させるが、同じメニューでみんな一緒にランニングをしている。巨人は選手の弱い所をなくすことに力を入れ、個人の長所を伸ばす練習をしていない」と話された。
広島カープの選手の育て方は、教育にも当てはまる。今の学校教育は、その生徒が得意な能力を、十分に伸ばし切っていない。生徒の得意な教科を伸ばし自信をつけさせ、不得意な教科は、後でやればいい。