東京ディズニーランドと特定健診・保健指導
2017年1月27~28日、千葉県浦安市にある"東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾート"で、「第45回日本総合健診医学会」が開催され、1400名が参加した。
1月26日午後4時、新大阪駅23番ホームには、見れば幸せになれるという黄色い新幹線「ドクターイエロー
表示 」が停車していた。のぞみ240号12号車1A席で、東京に向かった。隣の席は中国人高齢男性で4人連れだった。琵琶湖周辺は、辺り一面雪景色だ。名古屋で4人は下車し、隣は中国人3人連れになった。帰路の新幹線も、隣は中国人親子連れ6人だった。春節だろうか、中国人の個人旅行者が増えている。
ディズニーランドは、10回目になる。最初は1977年1月、新婚旅行でロサンゼルスのディズニーランド
表示に行った。ロスでは、子供たちや両親
表示と5回行った。
東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾート628号室に宿泊した。目の前に東京湾
表示が広がり、遠く正面左に雪をたたえた富士山がくっきりと見える。その左には、東京ゲートブリッジ・横浜ランドマークタワーが、右には東京タワー・葛西臨海公園大観覧車・東京スカイツリーが見えた。入浴しながら、浴室の窓から富士山を見ることができる。
1月27日午前10時40分、津下一代あいち健康の森健康科学センター長による特別講演3「進化していく生活習慣病と健診・保健指導機関の役割ー第3期の特定健診・保健指導、宿泊型保健指導、データヘルス計画」があった。
津下氏は「年に2600万人が特定健診を受けている。保健指導で介入した200万人は、積極的支援・動機づけ支援ともにHbA1cが下がり、HDLコレステロールが上昇した。宿泊型保健指導(スマート・ライフ・ステイ:SLS)を、サンスター・パナソニックなど全国23施設で開始した。SLSは糖尿病などに対し、宿泊施設や地元観光資源を活用し、ハイキングなどの運動、野菜の美味しさを体験し、生活習慣を改善するものだ。
生活保護者は、肥満と痩せの両極端になっている。子供の虫歯・肥満も多く、対策が必要だ」と話された。日本の格差が広がっている。忙しい人の所に、仕事が集中している。ゼネコン・IT・医療従事者など、給料は3分の2になってもいいから、労働時間を3分の2に減らして欲しいと思っている人もいる。ワークシェアリングなどし、みんなが働ける社会が健全だ。
午前12時からのランチョン弁当は、料理の鉄人で有名な坂井宏行シェフ監修の「抗加齢弁当」で1日目は洋食
表示、2日目は和食だった。
午後5時、東京ディズニーシー内にある「ホテルミラコスタ」の大宴会場"パラディーゾ"で懇親会があり、200名が参加した。ミッキーマウス・ドナルドダック
表示などのキャラクターが客席を回り、大人も子供も夢中になって記念写真を撮っていた。
2008年から始まった特定健診・保健指導では、ビッグデータが集まり、保健指導受診者ではHbA1cの低下など生活習慣病の改善がみられている。宿泊型保健指導(スマート・ライフ・ステイ)など、進化しつづけている。