羽生結弦ゆかりの「弓弦羽神社」とメタボリックシンドローム
2017年4月2日、神戸市東灘区御影にある羽生結弦選手ゆかりの「弓弦羽神社」に行った。
午前11時20分、阪急神戸線御影駅南口から、歩いて弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)に向かった。弓弦羽神社に行くのは、2008年春以来2度目だ。メタボリックシンドローム予防のため、阪神御影駅から阪急御影駅まで歩く中、偶然見つけてお参りした。
東日本大震災が起こった2011年、羽生結弦(ゆづる)選手が参拝したのち有名になり、別名「羽生結弦神社」とも呼ばれている。羽生選手は前日の4月1日、ヘルシンキで行われたフィギュアスケート世界選手権で、4度の4回転ジャンプを成功させ、223.20の世界歴代最高得点を出し優勝した。
神社に行くと晴天のもと、"御影花びらまつり
表示"が開催されており、大勢の人で賑わっていた。境内の枝垂れ桜は8分咲きとなり、桜餅と蕨もちを土産に買った。八咫烏(やたがらす)のキャラクター「ゆづ丸
表示」が置いてあった。八咫烏は勝利の神と信じられている。サッカー選手も多く参拝し、なでしこジャパンの澤穂希選手やヴィッセル神戸の選手も参拝していた。
境内には、絵馬
表示が1500枚近く掛けられていた。絵馬の8割が、羽生結弦に関するもので、「羽生結弦選手、ヘルシンキの2017年世界フィギュアスケート選手権で、金メダルに輝きますように」、「羽生結弦選手、今日フィンランドのヘルシンキで行われる世界選手権で金メダルが獲れますように、四月一日」などと書いてある。
羽生選手の写真を貼ってあるものもいくつかあった。仙台など、遠方からも羽生結弦ファンが来ている。2016年12月10日、京都閑臥庵(メタボ教室第629段「後水尾天皇」)からの帰路、足腰の守護神「護王神社
表示」に行くと、羽生選手を激励する絵馬が最も多かった。羽生選手は、中高年女性に人気がある。
大手企業の社長をしているUSC(南カリフォルニア大学)同窓会の友人は「荒川静香選手が金メダルを獲った瞬間、自社のコマーシャルに起用することを決めた。CMが決まったのち、荒川静香選手とマネージャーと一緒に食事をした」と言っていた。女性が活躍する時代だ。女性社長は羽生選手を自社CMに起用すると、一緒に食事をすることができるかもしれない。
午後0時10分、弓弦羽神社の隣にある「香雪美術館
表示」に行った。香雪美術館前の桜も、8分咲きになっていた。香雪美術館に入るには、階段を昇らなくてはならないが、階段の隣りには車椅子専用の小さなエレベーター
表示が備えられている。香雪美術館では、「熊谷守一展」をしており、1階は熊谷守一(1880~1977)の油彩、2階は書が展示してあった。
午後0時50分、香雪美術館の人に「近くに和食の店はないか」聞き、割烹旅館「御影荘」に行き"松花堂弁当
表示"を食べた。畳の上にテーブルと椅子が置かれ、トイレもウォシュレットで老人に優しい。庭にある樹齢80年の桜の幹は苔で覆われ、桜は2分咲きになっていた。
神戸市東灘区にある弓弦羽神社は、御影花びら祭りで賑わっていた。境内にある絵馬の多くは、羽生結弦選手を激励するものだった。桜の咲く季節、どこかに出かけ歩くと、メタボリックシンドローム予防になる。