古都金沢ー結婚40周年記念旅行
2017年7月1~2日、石川県金沢市へ結婚40周年記念旅行に行った。
今年5月、友人たちと話したとき「先月、結婚40周年記念に、ハワイへ1週間行ってきた」「来月、下呂温泉に行く」と結婚40周年記念旅行の話題が出た。私も、妻が一度行きたいと希望していた古都金沢へ行くことにした。
7月1日午前10時前、大阪駅のホームで待っていると、6月17日デビューしたばかりの豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)
表示」が入ってきた。10時12分発、サンダーバード2号車15番C,D席で金沢へ向かった。サンダーバードは湖西線を通るので、C,D席の方が琵琶湖と遠くに山並みが見え景色がいい。
金沢へ行くのは、2006年6月24日金沢大学の先生に招かれ、金沢21世紀美術館 シアター21で「内臓脂肪型肥満の発見からメタボリックシンドロームへ」の講演をして以来、11年ぶりだ。
金沢にはいろいろな想い出がある。最初に行ったのは1968年8月で、阪大医学部のクラスメートと長野県野沢温泉の学生村に1週間合宿した帰路、金沢駅前にある木賃宿の襖で仕切られたに部屋に1泊し、金沢市内観光バスで兼六園・忍者寺など巡った。
金沢市に住んでいた庄原格致高校のクラスメートの家に泊めてもらった時は、用意してくれていた庄原の名酒"比婆美人"を飲みながら話をした。高校のクラスメートは、金沢市の切符自動販売機、交通渋滞情報、コインパーキング導入に関わっていた。
午後2時、予約していた主計町(かずえまち)茶屋街にある「鮨処あさの川」に行き、カウンター席で"握りおまかせ10貫"を注文した。先附は太くて固い、能登産のもずくだった。一貫目は包丁で薄く切った赤イカ、卵の塩辛がのった甘海老、秘伝のタレを使った赤身マグロの漬け、トロの炙り、・・・どれも工夫された手の込んだものだった。歩いて"ひがし茶屋街
表示"へ行くと、欧米人やアジア人の外国人観光客で賑わっていた。
午後4時、兼六園に行き、桂坂から蓮池門、瓢池(ひさごいけ)
表示、霞ヶ池を巡った。雨上がりの苔むした庭園
表示は、しっとりとして心地よい。
午後5時、金沢駅前にある料理旅館「金沢茶屋」の307号室"亀甲の間"に宿泊した。風呂は樹齢2000~2500年の古代檜でできており、ストレス解消によいという。
午後7時、夕食は部屋食で、先附の夏野菜浸しに小さな赤飯が添えられ、「ルビー婚 誠におめでとうございます」と書かれたものをサプライズプレゼントされた。箱を開けると、底に加賀屋と書かれた九谷焼湯呑みペアセット
表示が入っていた。JTBで予約した時、「結婚40周年の記念旅行だ」と雑談したのが、伝わったのだろう。さすが、加賀屋グループだ。サービスが行き届いている。
前菜
表示には金沢名物"どじょう蒲焼き"が、焼物は大きな"のど黒姿焼き"
表示、煮物は"加賀郷土鴨治部"
表示、強肴は"牛柔煮黒酢ソースかけ"と加賀料理がつづく。
結婚40周年(ルビー婚)記念旅行は、妻が一度も行っていない古都金沢へ行った。金沢は、高校時代や大学時代の友人との想い出多い街だ。金沢の街は緑が多く、美味しい加賀料理を味わい、心に残る旅となった。