USC同窓会東京と「五嶋みどりヴァイオリン演奏会」
2017年9月21~23日、東京都港区六本木にあるグランドハイアット東京で、「南カリフォルニア大学(USC)同窓会東京」が開催され、470人が出席した。
9月21日午後1時、JR品川駅から恵比寿駅へ行き、地下鉄日比谷線で六本木駅に着いた。東京は、学会・厚労省班会議・医学雑誌編集委員会・ガイドライン作成委員会などで数100回来たが、六本木に来ることは少ない。
若い頃、六本木へは、自由劇場で吉田日出子の"上海バンスキング"や、麻布の天井桟敷館で寺山修司の演劇を観に来ていた。昭和医大の友人宅に泊めてもらった時は、夜中3時ごろ車で六本木に来て散歩し、慈恵医大の友人と一緒に来た時は、糖尿病患者さんの店に飲みに行った。妻と六本木の喫茶店"アマンド"の前を歩いていた時、「徳永先生!」と大きな声で突然呼ばれ、見ると神戸大学の先生夫妻で驚いたこともある。
午後3時、六本木ヒルズ、毛利庭園
表示、テレ朝ショップを散策し、六本木ヒルズ内にあるグランドハイアット東京804号室に宿泊した。
午後7時30分、ホテル内にあるグランドボールルームで"ウェルカムディナー"があった。1テーブル10人ずつで、自由席になっていた。半数はUSC卒業のアジアに駐在する米国人、半数はUSC留学から帰国したアジア人か。
和太鼓
表示と日本の祭りで、ディナーは始まった。魚料理は"真鯛のソテーとトリュフ
表示"だった。左隣りはマレーシアの大学教授で、「以前、上海でお会いしましたね」と言われた。私の顔は覚えやすいのか。右隣りに座ってきたのは台湾の女性で、「USCの教育学部を卒業し、大阪の有名女子進学校で、昨年から英語を教えている。今、大阪から来たところだ」と言われた。
午後9時過ぎ、五嶋みどり
表示の演奏会が始まった。ニキアスUSC理事長は「五嶋みどりは、世界的なヴァイオリニストで、ファーストネームで"Midori"と呼ばれている。日本の大阪出身で、USC音楽学部教授をされている。11歳でニューヨークフィルハーモニーと協演し、演奏後スタンディングオベーションが起こった。ヴァイオリン演奏を通して、発展途上国など世界に社会貢献されている」と紹介された。
Midoriが登場すると、会場全体でスタンディングオベーションが起こった。阪大医学部のクラスメートが五嶋みどりの大ファンで「五嶋みどりは世界的に有名なヴァイオリン奏者で、アメリカの小学校の教科書にも載っている。大阪の枚方市出身で、才能を見抜いたお母さんは、娘のためアメリカに渡った。五嶋みどりの写真をいっぱい撮って、演奏した曲名を教えて欲しい」と頼まれていたので、写真
表示をたくさん撮った。
3曲演奏され、1曲目はブラームスの"ハンガリアンダンス第1番、ヨアヒムによる編曲"、2曲目はビーチの"ロマンス"、3曲目はクライスラーの"シンコペーション"だった。退場される時、再びスタンディングオベーションが起こり、拍手がつづいた。Midoriは再び登場し礼をされ、午後9時30分USC同窓会東京は初日の幕を閉じた。