お盆帰省と国営備北丘陵公園
2018年8月13~14日、広島県庄原市へお盆帰省した。
8月13日午前10時30分自宅を出発、中国縦貫道が10kmの渋滞で、午後3時庄原市に着いた。35℃と暑い。「食彩館庄原ゆめさくら」へ、仏壇にお供えする花を買いに行くと、アンガールズ(田中・山根)、FISHBOY、広島カープの高橋昂也投手らの色紙
表示があった。
アンガールズの田中卓志は、庄原市に隣接する府中市上下町出身だ。ブラック・アンガールズ(田中・山根)は連日、ワイドショーを賑わしている。組織トップの独裁や反社会勢力との関係は、教育界やスポーツ界だけでなく、どの業界にもある。医療界も例外ではなく、新聞記者は独裁や反社会勢力との関係を驚くほどよく知っているが、国や警察発表以上のことは記事に書かないだけだ。
午後3時30分、国営備北丘陵公園北入口エリアにある「里山の駅庄原ふらり
表示」に行った。中国地方にある国営公園は、唯一ここのみだ。「エントランスセンター国兼」の特産品販売所には、すし米特別賞を受賞した庄原産あきさかり「里山の夢
表示」を売っていた。2階に上がると、国兼池を望む広大な湖畔広場
表示があった。国兼池は江戸時代に作られた広島県内最大のため池で、小学生の頃よく遠足に来ていた。
午後4時、1周60分の公園内巡回バス
表示に乗り、国兼池の北側から回った。4万5000本のヒマワリの花が、同じ方向を向いている。中入口のある第1駐車場は、3度来たことがある。1度目は"中の広場"を散策、2度目は春祭りに"花の広場"から野外コンサートが開かれる"大芝生広場"へ、3度目は冬にイルミネーションを観に"ひばの里"に行った。
野外コンサート場は、中四国地方最大で3万人収容できる。毎年、スマップ・ミスチル・奥田民生などのコンサートが開かれ、今年はセカイノオワリ(メタボ教室第689段「父17回忌」)だった。庄原のウィンターイルミネーションに使われる電球数は、神戸ルミナリエの2倍近くある。同僚医師に話したら、大阪から庄原まで見に行き「よかった」と感動していた。
さらに西に行くと、森や林に囲まれた「備北オートビリッジ」があった。5つ星に認定されている"備北オートキャンプ場"は、西日本最大級で他府県からの客が多い。4人用1万5000円と6人用1万8000円のコテージもある。幼い子供連れの若いファミリーが多く、"じゃぶじゃぶ池"では、幼児たちが水着で水遊びをしていた。お盆でオートキャンプ場もコテージも、満員だという。
県立広島大学に隣接する"いこいの森"でUターンし、帰りは5km30分かけて、国兼池の南側を巡回した。公園内の木はよく手入れされている。"林間アスレチック"や"きゅうの森
表示"を通って戻った。
午後5時30分、ショッピングセンター"ジョイフル"でお供えの果物を買った。外に出ると、雷を伴うどしゃぶりの雨となっていた。気温も25℃へ、一気に下がっていた。午後7時、再び国営備北丘陵公園の"里山の駅庄原ふらり"に行き、2階にある地産地消レストラン「庄原ガーデンヒルズ」で、"比婆牛ステーキ
表示"を食べた。
午後8時30分、雨上がりの空に星が明るく輝いていた。都会にはない、自然のあふれている所が、庄原の魅力だ。