USC同窓会大阪と服部緑地バーベキュー
2019年5月11日、大阪府豊中市服部緑地内にあるバーベキュー広場"バーベックマルシェ"で「USC(南カリフォルニア大学)同窓会大阪」があり、9名(高齢者4人、中堅3人、若手2人)が参加した。
5月11日午前中仕事を終え、午後0時40分、服部緑地第1駐車場に着いた。駐車場は満車で、30℃と暑い。"ちかくの森"では、1組10人50組ぐらいが、バーベキューをしていた。幼い子供連れか、若者のグループばかりで、高齢者が一人もいない。
20分迷い、フェンスに囲まれたバーベックマルシェ
表示を見つけた。北門から南門に回り、係りの人に幹事の名前を言うと、「大きなパラソルが4本立っている所です」と教えてくれた。小さな子供たちが走り回っており、ここに来ると、日本が少子の国とは思えない。
USC同窓会大阪のバーベキュー
表示では、スペイン料理の"アヒージョ"が定番料理となっている。若手が手際よく、タコをぶつ切りにし、オリーブオイルをたっぷりかけ、ニンニクを包丁の背でたたいてつぶし、塩コショウとワインをかけて蓋をしてじっくり煮込む。なかなか美味しい。
「10年前は20人近くいた。参加者が半減しているのは何故か」聞くと、IT企業の人は「USCに留学して帰国しても大阪には仕事がなく、どうしても東京一極集中になる。私も大阪で仕事をしていたが、単身赴任で東京に住み、週末家族のいる大阪に帰っている。IT企業は、許認可権を持つ行政の近くにないと不利になる」と言う。
USC同窓会の医師は、関西でも仕事があるので、国立循環器病センター総長、大阪市立大学学長をされたり、市立京都病院、天理よろづ相談所病院、りんくう総合医療センターに勤務したりしている。
中堅医師は「USCでは公衆衛生を専攻し、ロサンジェルスのトランスに住んでいた」と言う。私は、「肥満を研究し、グレンデールに住んでいた」と話した。
留学中、父母が2度ロスを訪ねてきた。1度目は1983年10月で、グレンデールの自宅・サンディエゴ
表示・メキシコのティファナ
表示・ディズニーランド・ユニバーサルスタジオに行き、ロス空港
表示で父母を見送った。2度目は1984年10月で、自宅
表示・ポールゲッティ美術館
表示・ナッツベリーファーム・USC
表示・リトル東京に行き、父母が宿泊していたビルトモアホテル(ゴーストバスターズ・スパイダーマン・ミッションインポシブルなどのロケ地)の部屋で、お別れをした。父のアルバムには、その時に6歳と2歳の孫が書いた絵
表示が残されている。
ロスでは、バーベキューセットを買い、骨付きカルビのバーベキューをしていた。ロスから帰国するとき、バーベキューセットを持ち帰った。伊丹の自宅に阪大2内循環器脂質研の後輩医師とその家族を呼んで、2階のベランダでバーベキューパーティーをしたことがある。火力が弱く、肉がなかなか焼けないので、1階のキッチンで焼いて、2階に運び食べた。
USC留学時代は、仕事も家庭も充実し、私の人生で最も幸せな時だった。1980年代、阪大2内同級生10人のうち6人が海外留学したが、日本人の海外留学が減っている(メタボ教室第697段「阪大循環器内科同窓会」)。日本人はもっと海外留学をし、人生をエンジョイするとよい。