異業種新年会と琴演奏・インバウンド
2020年1月16日、大阪市北区北新地にある"クラブ関西"で「異業種新年会」が開催された。
午後6時、生田流師範・小森真理子社中のトリオ「琴感動 月下美人
表示」による「新春コンサート」があった。春の海・月下美人・上を向いて歩こうなど10曲を演奏された。
小森氏は、「今週から10日間、米国ロサンゼルスに琴の演奏に行く。ロスのハリウッドで"ジャパン・フード・フェスティバル"があり、2000名が参加される。最初の10分間琴の演奏をし、その次に和太鼓、獅子舞がある。日本人学校や三重県県人会などでも琴の演奏をするので、1日しか空いた日がなく、その日はディズニーランドに行こうと思っている」と挨拶された。
私の祖母は、広島県庄原市で琴の師範をしていた。私は、幼いころから琴の音を聴きながら育った。写真
表示は、祖母と叔母(次女と三女)で、鳩山一郎総理大臣直筆の書「明鏡止水」の額がある八畳の間で琴を弾いていた。
午後7時10分から、懇親会があった。1テーブル7人で、魚料理は"鱈のフリット 胡麻風味 茸のマリネ添え
表示"、肉料理は"ブルターニュ産・鴨の胸肉のソテー エシャロット風味のソース"だった。
90歳の方が、プリンセス・クルーズなど旅行のパンフレットをたくさん持って来られていて、「九州七つ星列車に乗ってきた。クルーズ船で、台湾に行ったり、韓国に行ったりしている」と言われる。高齢になっても、元気だ。左隣りの建築会社社長も「豪華列車や豪華客船の旅をしたい」と言われる。
地域振興業の方は、「大阪は、富裕層が宿泊する1泊10万円以上のホテルが少ない。インバウンドで大阪に富裕層を取り込むには、大阪にも高級ホテルが必要だ」と言われる。
私は「広島県には、富裕層が宿泊できるホテルが一つしかない。自家用ジェットで広島に来る富裕層は、尾道市にある"ベラビスタ"に宿泊している。ホリエモン、エグザイルのヒロ・上戸彩夫妻、小栗旬など東京の有名人は、ベラビスタに宿泊し、瀬戸内観光をしている。富裕層を広島県に呼び込むには、広島市か宮島にも1泊10万円以上の宿泊施設が必要だ」と話した。
2020年4月に東京フォーラムで開催される日本内科学会では、学会が斡旋するホテルの1泊朝食付き料金は、フォーシーズンズ丸の内 東京が20万円、ザ・ペニンシュラ東京が17万円、コンラッド東京が16万5000円、パレスホテル東京が13万円、・・帝国ホテルが5万3000円となっている。
大阪国際会議場で開催された日本内科学会では、学会が斡旋する1泊朝食付き料金は、リッツカールトンホテルが4万2000円と一番高く、2番目が帝国ホテルの2万4000円だった。大阪のホテルの料金は、東京の半額以下だ。
小森真理子氏の所へ挨拶に行き「私は2年間、ロサンゼルスのハリウッド
表示に近い所に住み、南カリフォルニア大学(USC)で研究員をしていた。ディズニーランド
表示には、5回行った。日本人学校の校長先生が、私と同じアパート
表示に住んでおられた」と話をした。
異業種新年会では、琴の演奏が毎年恒例となっている。日本の伝統文化の、琴・和太鼓・獅子舞などが、海外に進出し人気を得ている。インバウンドで、大阪や広島が海外の富裕層を取り込むには、高級ホテルが必要だ。