大阪の通勤・働き方・ランチ・医療状況

2020年5月12日

    2020511日、4日ぶりに大阪にある職場に出勤した。

毎日出勤していたが"新型コロナ緊急事態宣言"後、4月は週1回の出勤、5月は週2回の出勤でテレワークになった。

満員電車は感染リスクが高いため、自動車通勤をしている。職場近くの駐車場は11700円で、宣言前は9台分中1~2台しか駐車していなかった。満員電車がリスクになると自動車通勤が呼びかけられた後、415日には45台、422日には8台が駐車していた。連休後の57日と11日は、1台しか駐車していなかった。

電車通勤が増えたのか看護師さんに聞くと、「46日まで電車は満員で、いつコロナに感染するか怖かった。緊急事態宣言が出てから、電車の乗客は半数ぐらいに減少し、誰もしゃべらなくなった。57日は、乗客が減り座って来ることができた。今日は乗客が増え、電車の吊り革もみな使われていた」と言う。

診察室はコロナ感染予防のため、窓を少し開いて換気をよくしている。北向きの部屋なので、冷たい風が入って来て足元が寒い。4月中は膝から下を暖かくするレッグウォーマーを使用していたが、5月になって気温が上昇し必要なくなった。医師会から、マスク50枚が配布されて来た。残り10枚だったので助かる。

午後0時、テイクアウトのため外に出た。57日は、テイクアウトの弁当を持ったビジネスマンが大勢歩いて会社に戻っていたが、4日後の今日は弁当を持つ人をあまり見かけない。4日前の飲食店はガラガラだったが、今日は客が入っている店が多く、10人待ちの飲食店もあった。

私は70歳とハイリスクなので、テイクアウトをつづけている。57日は、トンカツ屋で500円の"豚生姜焼き弁当"を、511日も500円の"栗豚のステーキ弁当"をテイクアウトし、診察室 表示で食べた。57日は、テイクアウト弁当は残り3つだったが、511表示は売れ残っていた。テイクアウトが減り、飲食店で食べる人が多くなっている。

看護師さんは「コロナ感染指定市立病院の看護師(メタボ教室第783段「コロナ病院」)から、"コロナの重症入院患者が減少し、少し余裕が出てきた"とラインがあった。吉村洋文大阪府知事はすごい。十三市民病院など感染症専門病院ができ、感染症指定市立病院の負担が軽減している。今回の緊急事態では、吉村知事や小池百合子東京都知事(メタボ教室第784段「小池百合子」)の活躍が目立つ。小池知事はリーダーシップがあって、理想の上司だ」と言う。

今日の新聞の夕刊一面には「新型コロナ死者28万超す」の見出しで「感染者が400万人を超えた。死者は510日、世界全体で28万人を超え、米国 表示79000人、英国 表示とイタリア 表示3万人超え、スペインとフランスが26000人を上回る」と載っていた。

日本のコロナ感染者数は15943人、死者657人で、今日の感染者数は43人(大阪1人、東京15人)と大幅に減少している。

大阪府のコロナ感染者数は1人と激減し、大阪の街に活気が戻ってきた。これは、吉村大阪府知事、コロナ最前線で働く医療職などのみなさん、大阪府民の日本一厳しい自粛による。気を緩めず、第2波、第3波に備え、オール大阪で感染爆発・医療崩壊を防ごう。

徳永勝人 医師
(とくなが かつと)
医学博士


1968年
広島県立庄原格致高校卒業
1974年
大阪大学医学部卒業

内臓脂肪型肥満、
標準体重=身長X身長X22
を提唱する肥満の
第一人者として活動中。

1983年-1985年
南カリファルニア大学
研究員
大阪大学第2内科講師
市立伊丹病院内科部長
大阪大学臨床助教授
兵庫医大実習教授
を経て
高槻社会保険健康管理センター
センター長として勤務

日本肥満学会肥満症診断
基準検討委員会委員
日本糖尿病学会評議員
日本動脈硬化学会評議員

NHK「きょうの健康」での
講師を務める。
著書に
  「肥満Q&A
  「食事で防ぐ肥満症」
 
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