松下幸之助歴史館とパナソニック

2020年9月28日

    2020926日、大阪府門真市にある「パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館」に行った。

コロナ自粛で、観光のために外出するのは、6ヵ月ぶりになる。昨年末、松下幸之助と親交のあった方から「徳永先生、松下幸之助歴史館を今年リニューアルしたので、是非観に行って下さい」と勧められたが、新型コロナで延び延びになっていた。

 

午後1130分伊丹の自宅を出発。中国縦貫道・近畿自動車道を通り、午後010分にパナソニックミュージアムに着いた。松下幸之助像 表示の横にある「松下幸之助歴史館」に行った。マスク着用、アルコール消毒、体温測定が必須となっており、写真撮影は自由になっていた。

 

松下幸之助の歴史が、パネルになって並んでいる。幸之助は9歳の時に、和歌山県紀の川から生まれて初めて汽車に乗って、大阪市福島区に丁稚奉公に来ている。幸之助70歳(1965年)の時に、1日教養・1日休養を目的として週休2日制を導入している。週休2日制になったのは1990年代で、先見の明がある。幸之助83歳(1978年)の時に「松下政経塾 表示」を開塾している。

 

次いで「ものづくりイズム館 表示」に行くと、パナソニックの製品が展示してあり、館内は撮影禁止となっていた。テレビが歴史順に並んであり、「昭和27年フィリップ社のテレビを輸入し、改造して製品化した。昭和28年日本でテレビ放送が開始となり、198000円で発売した」と書いてあった。

広島県庄原市でテレビを最初に買ったのは私の家で、私が庄原小学校に入る直前の昭和313月、武田電器店で購入した。松下電器のテレビで、大相撲の時は、近所の人が1015人観に来ていた。

 

パナソニックは、阪大2内肥満研究グループと関連深い。超薄型歩数計を共同開発し、1990年神戸で開催された第6回国際肥満学会 表示では、出席者1100人(外国人600人、日本人500人)全員に、超薄型歩数計を1台ずつ寄付してもらった。ベルト式内臓脂肪測定器もパナソニックと共同開発し、発売されている。

 

ナショナルサイト、パナソニックサイトの「先生、教えて!肥満・内臓脂肪を解消する 表示」を製作した人と、個人的にも親しくなり、「徳永先生のメタボリック教室」の骨格やデザイン(野原に青い空)を作ってもらった。

 

コロナ禍で自粛生活を送っていたが、半年ぶりに観光のため外出し「パナソニックミュージアム 松下歴史館」に行った。観光地に行き刺激を受けると、体も心も活性化される。

徳永勝人 医師
(とくなが かつと)
医学博士


1968年
広島県立庄原格致高校卒業
1974年
大阪大学医学部卒業

内臓脂肪型肥満、
標準体重=身長X身長X22
を提唱する肥満の
第一人者として活動中。

1983年-1985年
南カリファルニア大学
研究員
大阪大学第2内科講師
市立伊丹病院内科部長
大阪大学臨床助教授
兵庫医大実習教授
を経て
高槻社会保険健康管理センター
センター長として勤務

日本肥満学会肥満症診断
基準検討委員会委員
日本糖尿病学会評議員
日本動脈硬化学会評議員

NHK「きょうの健康」での
講師を務める。
著書に
  「肥満Q&A
  「食事で防ぐ肥満症」
 
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