松下幸之助歴史館とパナソニック
2020年9月26日、大阪府門真市にある「パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館」に行った。
コロナ自粛で、観光のために外出するのは、6ヵ月ぶりになる。昨年末、松下幸之助と親交のあった方から「徳永先生、松下幸之助歴史館を今年リニューアルしたので、是非観に行って下さい」と勧められたが、新型コロナで延び延びになっていた。
午後11時30分伊丹の自宅を出発。中国縦貫道・近畿自動車道を通り、午後0時10分にパナソニックミュージアムに着いた。松下幸之助像
表示の横にある「松下幸之助歴史館」に行った。マスク着用、アルコール消毒、体温測定が必須となっており、写真撮影は自由になっていた。
松下幸之助の歴史が、パネルになって並んでいる。幸之助は9歳の時に、和歌山県紀の川から生まれて初めて汽車に乗って、大阪市福島区に丁稚奉公に来ている。幸之助70歳(1965年)の時に、1日教養・1日休養を目的として週休2日制を導入している。週休2日制になったのは1990年代で、先見の明がある。幸之助83歳(1978年)の時に「松下政経塾 表示」を開塾している。
次いで「ものづくりイズム館
表示」に行くと、パナソニックの製品が展示してあり、館内は撮影禁止となっていた。テレビが歴史順に並んであり、「昭和27年フィリップ社のテレビを輸入し、改造して製品化した。昭和28年日本でテレビ放送が開始となり、19万8000円で発売した」と書いてあった。
広島県庄原市でテレビを最初に買ったのは私の家で、私が庄原小学校に入る直前の昭和31年3月、武田電器店で購入した。松下電器のテレビで、大相撲の時は、近所の人が10~15人観に来ていた。
パナソニックは、阪大2内肥満研究グループと関連深い。超薄型歩数計を共同開発し、1990年神戸で開催された第6回国際肥満学会
表示では、出席者1100人(外国人600人、日本人500人)全員に、超薄型歩数計を1台ずつ寄付してもらった。ベルト式内臓脂肪測定器もパナソニックと共同開発し、発売されている。
ナショナルサイト、パナソニックサイトの「先生、教えて!肥満・内臓脂肪を解消する
表示」を製作した人と、個人的にも親しくなり、「徳永先生のメタボリック教室」の骨格やデザイン(野原に青い空)を作ってもらった。
コロナ禍で自粛生活を送っていたが、半年ぶりに観光のため外出し「パナソニックミュージアム 松下歴史館」に行った。観光地に行き刺激を受けると、体も心も活性化される。