ザ・シンフォニーホールと広島交響楽団
2020年11月15日、大阪市北区にある"ザ・シンフォニーホール"で「広島交響楽団第405回プレミア定期演奏会」が開催された。
午後0時45分、ホールの地下駐車場に車を止め、近くの将棋会館1階にあるレストラン"イレブン
表示"で、藤井聡太王位・棋聖の"勝負めし"「珍豚美人(ちんとんしゃん)
表示」を食べた。珍豚美人は"豚の天ぷら"で、2018年5月18日竜王戦ランキング戦で勝利し、史上最年少で七段昇格を決めている。
午後1時30分、ホール前は行列 表示になっていた。検温、消毒をし、チケットに名前・電話番号・住所を書いた半券を渡して入場した。館内は10分毎に換気され、1階O列14番で聴いた。演奏中は声を出すこと・撮影・録音・録画が禁止されていた。クラシックコンサートは、国際動脈硬化学会でシカゴに行った時「シカゴフィルハーモニー」を聴いて以来だ。
午後2時、演奏会が始まった。ベートーベン(1770~1827)のピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」だった。指揮は下野竜也広島交響楽団総監督がとられ、ピアノは人気・実力とも日本を代表するピアニスト・小山実稚恵氏が演奏された。42分の演奏の間、一言も声が聞こえなかった。小山氏は、割れるような拍手によるアンコールに3度登場し礼をされ、4度目のアンコールで「エリーゼのために」を演奏された。
ザ・シンフォニーホール
表示は、広島県庄原小学校の先輩・鈴木剛(こう)住友銀行頭取が作られた。鈴木剛頭取は朝日放送、ホテルプラザ、大阪フィルハーモニー交響楽団も作られている。鈴木剛頭取は庄原小学校時代、倉田百三の妹・艶子さんと仲が良かった。倉田百三(庄原小学校の先輩)は"出家とその弟子"や"愛と認識の出発"などの著者で、私が庄原格致高校文芸部時代、文化祭で「倉田百三展」を行なった。艶子さんに会いに行き、百三のエピソードを聞いた。
午後3時13分、ブルックナー(1824~1895)の交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」の演奏が70分あった。演奏者88名中、女性は40名と女性の活躍が目立つ。1704席のうち、1階席は最前列と2列目は空けてあり、ほぼ満席だった。2階席は半数、3階席は空けてあった。どの席に誰が座っているかわかり、濃厚接触者を追えるようになっている。
ザ・シンフォニーホールは、消化器学術講演会で竹本忠良山口大学教授と話をしたことがある。竹本教授は、庄原格致高校の25年先輩で、庄原格致高校1897年設立以来、東大医学部に合格した唯一の人だ。竹本先生は東大3内時代に胃内視鏡(ファイバースコープ)を作られ、"日本消化器学会のドン"と呼ばれていた。
竹本忠良教授は、私の叔母(写真
表示右端、私左端)と同級生で、私の実家から500mにある庄原市役所近くに住まれていた。シンフォニーホールの最前列右端におられた竹本先生の所に行き「阪大2内の徳永勝人です。庄原格致高校の後輩で、先生と同級生だった徳永仁枝
表示の甥になります」と挨拶した。
広島県庄原小学校の先輩・鈴木剛住友銀行頭取が作られた"ザ・シンフォニーホール"で「広島交響楽団」の演奏会を聴いた。スポーツ観戦・コンサート・舞台は、「声出し禁止で、拍手のみにする」と新型コロナ対策になる。