希望を届ける心の詩人:里みちこ

2021年10月31日

    20211027日、大阪市中央区にある"エル大阪南館"で「日本産業衛生学会近畿地方会」が開催された。

午後630分、シンポジウム「企業のパーソナリティ障害の対処を巡って」があった。学会場は全員マスクを着用し、3人掛けの机の両端に座っている。企業では新型コロナ後、メンタル障害による休職者が倍増している。社員が部署を移動してきたときの助言など、コミュニケーション不足が大きな要因となっている。

 

1028日、大阪市北区にある"リーガロイヤルホテル"で、「異業種の会」が開催された。

午後6時、里みちこ氏 表示による講演「希望を届ける心の詩人」があった。

里みちこ氏は「199245歳で京都の花園大学福祉学部に社会人入学。58歳で故郷島根県奥出雲町の三沢小学校に3年生として転入した。その時は、朝日新聞の社会面に"日本で最年長の小学生"と記事が載った。

希望という字は、布の上にお星さまが光っています。希望の望の字は、月の下に王様も座っています 表示。・・」と話された。

里みちこ氏は、漢字の使い方が上手い。漢字辞典を熟知している詩が多い。

徳永勝人・メタボ講演・島根県三刀屋小学校.JPG里みちこ氏の所に行き「私も島根県雲南市にある三刀屋小学校(写真)に"肥満"の講演(島根日日新聞 表示)に行ったことがあります(メタボ教室第99段「メタボの予防」)。私の故郷は広島県庄原市で、島根県奥出雲町に隣接しています」と名刺を渡し挨拶した。

里氏は「お医者さんですか。私は名刺を作らないので、名刺をいただいた方には、手紙を送るようにしています」と答えられた。私が、中国山地の山の上に建つ"三刀屋小学校"で講演したのは、2007112558歳のときだった。同じ58歳に縁を感じる。

 

午後75分から食事会がはじまった。8人賭けの円形テーブルに4人ずつ座り、アクリル板が立っている。食事中でも話をする時はマスクを着け、みんな用心深い。

前菜は"香ばしい帆立貝とキャビア アンディーヴとハムの香り 表示"、メインは"牛フィレのシャリアピンステーキ風 彩野菜と共に"、デザートは"木苺とピスタチオのパヴェ 無花果のシャーベット"だった。

コロナ禍では、自粛生活によって体の健康が奪われ、コミュニケーション不足で心の健康が奪われた。緊急事態宣言が1025日から解除され、久しぶりに学会や異業種の会を行うことができた。新型コロナのパンデミックにも、「体と心の健康」に希望の光が見えてきた。

徳永勝人 医師
(とくなが かつと)
医学博士


1968年
広島県立庄原格致高校卒業
1974年
大阪大学医学部卒業

内臓脂肪型肥満、
標準体重=身長X身長X22
を提唱する肥満の
第一人者として活動中。

1983年-1985年
南カリファルニア大学
研究員
大阪大学第2内科講師
市立伊丹病院内科部長
大阪大学臨床助教授
兵庫医大実習教授
を経て
高槻社会保険健康管理センター
センター長として勤務

日本肥満学会肥満症診断
基準検討委員会委員
日本糖尿病学会評議員
日本動脈硬化学会評議員

NHK「きょうの健康」での
講師を務める。
著書に
  「肥満Q&A
  「食事で防ぐ肥満症」
 
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